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RISK 01 / Management Risks

役員個人の責任と、企業としての雇用管理に伴う責任。請求を受ける相手や原因に合わせて備えを確認します。

経営者・役員のリスクを表すイラスト

主な事例

以下は、実際の裁判例の要旨です。当社の取扱事例や、保険金の支払いを示すものではありません。

01
( CASE 01 )裁判例

高所作業中の転落事故で約9,000万円の賠償と将来の介護費用が認められた事例

造園作業に従事していた従業員が、高さ約13mの樹木で剪定作業を行っていたところ、作業中に転落する事故が発生しました。従業員は重度の頸髄損傷を負い、四肢麻痺の後遺障害が残りました。裁判所は、会社側が高所作業における安全帯の適切な使用方法や、移動時の転落防止対策について十分な指導を行っていなかったことを問題視しました。
その結果、雇用会社とその代表者の賠償責任を認め、約8,979万円の一時金に加え、将来の看護・介護費用についても定期金による賠償を認めました。

東京地方裁判所 平成28年9月12日判決(労働判例1206号65頁)

02
( CASE 02 )裁判例

賠償額が約33倍に!一審165万円から控訴審で約5,574万円の賠償命令

卸売業を営む企業で、従業員が配置転換後に業務負担の増加や先輩社員からの厳しい叱責を受け、精神的に追い詰められた末に自殺する事故が発生しました。従業員は業務上のミスについて繰り返し注意を受けていたほか、勤務時間外にも業務連絡への対応を求められるなど、精神的な負担が重なっていました。裁判所は、先輩社員による違法な叱責行為に加え、会社側が従業員の業務負担や勤務状況を適切に改善しなかったことを問題視しました。
その結果、会社の安全配慮義務違反などを認め、遺族に対して合計約5,574万円の損害賠償を認めました。

参考判例:名古屋高等裁判所 平成29年11月30日判決(判例時報2374号78頁)

経営者・役員のリスクに備える保険

一般的な保険の種類をご紹介します。具体的な取扱い・補償内容は、ご相談時に確認します。

会社役員賠償責任保険(D&O保険)

会社役員としての業務の遂行に起因して、損害賠償請求がなされたことによって被る損害を補償します。

補償の確認事項

ご契約前に確認したいこと

  • 現在・過去・退任後の役員など、対象となる人の範囲を確認します。
  • 損害賠償金と争訟費用の限度額、自己負担額を確認します。
  • 請求を受けた時期や行為の時期に関する条件を確認します。

ご相談の準備

役員構成、事業内容、現在の保険証券、過去の請求・紛争の状況をご用意ください。

雇用慣行賠償責任保険(EPL保険・特約)

差別的行為・ハラスメント・不当解雇等に起因して、事業主や役員等が従業員等から損害賠償請求がなされたことによって被る損害を補償します。

補償の確認事項

ご契約前に確認したいこと

  • 会社・役員・管理職など、対象となる被保険者を確認します。
  • 対象となる雇用上の行為や請求者の範囲を確認します。
  • 既に把握している紛争や請求の取扱いを確認します。

ご相談の準備

従業員数、雇用形態、就業規則、ハラスメント相談体制を整理しておくと相談が進めやすくなります。

ご相談の前に整理しておきたいこと

  1. 01

    役員・管理職の体制と担当業務

  2. 02

    従業員数・雇用形態・相談窓口

  3. 03

    現在の保険証券と過去の紛争状況

自社に合う備えを、一緒に考えます。

経営者・役員のリスクについて、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ

保険の種類を一般的にご案内しています。取扱い、補償の対象、支払限度額、自己負担額などは商品・契約条件により異なります。具体的な補償内容は、約款・重要事項説明書とあわせてご確認ください。